2022年1月のマンスリーゲスト 萩原 雅之さん、鈴木 達大さん

インタビューを終えて

鎌倉に吹く新しい風、monogotoという会社、事業の存在を知ることとなったのは、昨年の秋。土曜の朝恒例の鎌倉まち歩き、初めましての自己紹介で鈴木さんが口にされた「伝統工芸」というワードが意識をグルグル。このお若い方が伝統工芸に携わることを???一体どういうことをされているのだろう。ゴミ拾いをしながら、思い切ってその好奇心をストレートに鈴木さんに問いとして投げかけてみた。本業と別に取り組んでいらっしゃるmonogotoの事業、日本の伝統工芸を次代へとつなぐことを20代前半の若いチームで取り組んでいるお話にグイグイ引き込まれていく。もっと知りたいし、是非番組でも思いをシェアしてほしいとご出演を依頼。


そして、数日後、打ち合わせの場で改めて鈴木さん、そしてmonogotoの代表の萩原さんとお会いする。1時間ほどだったろうか、エキサイティングなお話、連なるキーワードに好奇心が加速。いわゆるZ世代のお二人、意志ある大人の表情と時折みせる少年のような笑顔。特にお二人の出会いの場でもあるという鎌倉インターナショナルFC、サッカーのお話になると、また違ったバイブスも伝わってきて。日本の伝統工芸とサッカー。この掛け合わせもまた魅力や強みをうみだし、アイデンティティのひとつとなっているのかな。


昨年4月に行ったクラウドファンディングでは、「コロナ禍で4割が倒産危機、5割強が売上半減と大ダメージを受けるも注目されない伝統産業。その伝統産業を救うため「モノゴト」という新ECプラットフォームを立ち上げます。」とうたっている。日本全国のものづくりの現場を訪ね、ご自分の目で見て、職人さんのストーリーや哲学に触れてこられた萩原さんはじめ、チームのパッションが伝わってくる。感じとったミッションをデジタルネイティブらしくアクションに変えていく様子も。


番組でも少し触れていただいたが、今年は鎌倉彫など、鎌倉での取り組みにも邁進されるとのこと、鎌倉彫のサーフボード(!)など、若い感性と繋がりから生まれる 新しい発想や創造性にこちらまでワクワクする。


新しい年の始まり、清々しい感性と柔軟なチームが日本の伝統工芸そして文化にもたらす新たな息吹、「これから」が楽しみでならない。

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