収録を終えて:
この出会いがなければ、知ることはなかったであろうこと。今回はそんな対象にたくさん恵まれ、少々大袈裟に響くかもしれないが「学ぶ」とは どういうことか、ということを改めておもう貴重な機会となった。
番組でも少し触れたけれど、かまくら駅前蔵書室、通称カマゾウで室長の鈴木さんから紹介されての はじめまして。新聞やテレビの人気番組はじめメディアにひっぱりだこの高橋さんのお話は鳥型のサブレーを起点にどんどん広がり、深まり、未知の場に誘ってくださった。実は日頃 テレビを ほとんど みない私はご出演されている番組を拝見する機会はなかったのだが、季節が移った頃、新聞で高橋さんの顔写真を見つけ、その記事に引き込まれ、初めてお会いした時の印象にまた違う色合いが重なることとなる。そして今回 高橋さんに直接お話を伺うことでその像はさらに色鮮やかになった。
「やりすぎくらいがちょうどいい」という一貫した姿勢で向き合われてきたという「かまくらのとも」や「鳥型サブレー大図鑑」、そしてそもそものスタートであった「仁木悦子メモリアル」のサイト。訪れると よくぞここまで!と思わず感嘆符を使いたくなる細やかな分類や人、作品への想い、ジーンとくるエピソード、ユーモアのセンスに至るまで、高橋さんのお人柄やあり方が伝わってくる。
「出会い」から触発され、好奇心から世界を広げ、寝食を忘れて取り組み、とことん深め、現場に赴き、当事者を目の前に触れ合い、表現し発信することで、初めて見える景色があるのだろう。高橋さんのあくなき探求心と愛、エネルギーが伝わり、循環し、誰かにとっての新たな出会いとなる。それは、学びの理想形とも感じられる。
そんな美しい循環をも生み出す、輝きの種はひとりひとりのなかにあることを今回の放送を通して、高橋さんがつたえてくださっていると感じます。ぜひ、お耳を 意識を 傾けてくださったら嬉しいです。