鎌倉エフエム放送にて 

毎週土曜日

14:00~14:30放送

*第5週を除く 


「ローカル コミュニティ ・学び・未来」を

キーワードに多彩なゲストに

2週にわたってお話を伺います。

土曜日の午後は是非、

この学び舎にお集まりください。

インターネットで聴くには ここをクリック ↓

たとえば.....

SDGsという言葉が浸透する そのずっと以前から、

鎌倉には 持続可能なあり方や社会を目指し、

先駆的な活動を起こし 継続している方々が数多くいらっしゃいます。

そんなお一人お一人のストーリーから 

リスナーの皆様と 

気づきや閃きを分かち合えたら嬉しいです。

この土地のDNA、息吹を感じながら。

*番組名の「みんなのアカデミア」は 鎌倉に
終戦直後に開校、 4年半でその歴史に幕を下ろした
「鎌倉アカデミア」へのオマージュを込めています。

monthly guest

インタビューを終えて:

お会いする度に新しい表情をみせてくださる方、はじめまして、からまだ2ヶ月も経たないけれど、大下さんのストーリー、その一つ一つに心揺さぶられ、お話をお聴きする その時間は私にとって濃密だ。


ユニバーサル絵本ライブラリーUniLeaf(ユニリーフ)のこと、大下さんが15年以上続けてこられた活動、透明点字シート付きユニバーサル絵本のこと、そして現在 一心に取り組んでいらっしゃる建長寺ブロンズ模型プロジェクトのことはホームページ等で拝見していたけれど、実際にお話を伺うとその行間にあることが深くしみいってきて、感情が高ぶるほど。


お嬢様が2歳の時のこと、これまで味わうことのなかったこと、知らなかった壁、そこからまずはおひとりで始めたこと、学び、継続....想像するだけで、体が熱くなった。時にクールに語り、選ぶ言葉もとても正直。「視覚障がいに興味を持つ人はほとんどいないというのが私の基本スタンス」とのことに一瞬はっとさせられ、それは実際にそんな社会を生きてこられたからこその まっすぐな言葉と気づかされる。大下さんの経験に基づくお話は、日本の教育や社会通念、世間というものにある根深いものについて問いをもち、考える機会をくださる。同時に、自分はどうありたいのか、ということも。


ユニリーフのホームページにある(YouTubeの)映像とメッセーからは大下さんがいかに地道に活動を続けてこられてきたか、という実際や軌跡も窺い知ることができる。視覚障がいのあるお子さんのご家族の伴走者としてのお役目、存在の大きさも。


一人一人が違うからこそ、多様な発見が存在する。それら全てを共有することによって世界が広がり、豊かな体験へとつながる。お嬢様と過ごした日々の中で経験されたこと、その素晴らしさを広げる活動を続け、今また新たなチャレンジを。建長寺ブロンズ模型プロジェクトを情熱と確かな実行力を持って、周りの方々の純粋な思い、理解を得ながら 今まさに進めていらっしゃる。

心ある人たちが共感し、大下さんの夢が一人のものではなく、みんなのものになっているさまを目にし、「触る」ことをとても楽しみにしています。

加藤 茂雄さん ご出演 特別番組

*2020年8月放送の番組の一部を改編しています。

番組へのご意見、ご感想をお待ちしています。

e-mail:  msg@kamakurafm.co.jp


みんなのアカデミア案内役

中溪 裕子

鎌倉生まれ。大学卒業後、

「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」

を設立趣意書にて提唱した ソニーに入社。

広報、映像制作、

またエンターテインメント ロボットAIBOの

プロモーション業務を日本及び米国にて担う。

現在 ジャンルを越えてのKOHO(広報+後方)支援、

また主に哲学、社会学の領域のライター業に携わる。

2012年より 鎌倉エフエム パーソナリティー。

Yuko Nakatani

E-mail: yuko.ny158@gmail.com