2月のマンスリーゲスト 松崎 幸代 さん

インタビューを終えて:

ありがたき出会いは予期せぬ場面とタイミングで巡ってきた。

昨年の12月、ちょうどその1年前にゲストとしてご出演いただいた陶芸家の豊田麗さんの個展にて。素敵な作品たちが並ぶ空間に来場のおひとり、スッとした立ち姿、凛とした空気感が印象的な女性、その方が松崎幸代さん。麗さんがすぐに紹介してくださって。そのおかげ。はじまりのはじまり。


松崎さんが主宰するkamakura mindの取り組みは個人的にも以前からとても興味深く拝見していて、いつかお目にかかり お話ができたら、という思いを抱えていた。それだけにサプライズでギフトを頂戴したような気分。

ここ2年ほどはそうした光景も見かけることが少なくなったが、以前は鎌倉のあちこちで地図やスマホを片手に周りを見回す海外からのお客様の姿が。きっと旅程の貴重な時間を使ってここにいらしているのだろうな。少しでも、鎌倉ならではの何か良い体験、出会いにつながるお手伝いができないだろうか、とつい声をかけたくなる。そんななかkamakura mindで展開されているワークショップやツアーを知り、膝を打った。そう、こういうの!こういうコンテンツ!提供しているプログラムのひとつひとつの内容から、大切にされている思いが響いてくるようで、主宰されているのは一体どんな方なのだろう、と興味もイマジネーションも広がるばかり。


番組にご出演いただくにあたっての打ち合わせでは、そんな以前からの個人的な思いも伝えながら、今、ここ至るまでのお互いのストーリーをシェア、僭越ながら 共感の思いが高まって。

多感な時期、そしてご結婚後の海外での生活、お仕事の多彩な体験を経ての鎌倉暮らし。そんな松崎さんだからこそ 感じとり、伝えられる鎌倉の魅力。それがギュッと詰まったkamakura mindのプログラム。時を越えてなお、ここに確かに存在する空気感とともに。

英語でのプログラムであると同時に言葉を超えて 感じ取り、味わうことのできるユニバーサルなこと、感性を呼び覚ます体験がここにある。

ご自身が悩んでいた時に出逢われたという「寶所在近」という禅語。その時にご自分が感じとったこと、解釈を今も大切にしていらっしゃる様子も伝わってきた。


旅の自由が戻る頃をイメージしつつ、

松崎さん、そしてkamakura mindならではの次なる展開、想像してみるだけで心が躍るのです。

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