6月のマンスリー ゲスト 島崎 亮平さん

インタビューを終えて:

自宅からの散策ルート、源氏山に入り、葛原岡神社、銭洗弁天を抜けて 鎌倉駅に向かう途中、いつの頃からか なんとも気になるカフェが現れた。外から眺めるだけで、光と風を取り込む開放的な室内の様子がイメージできる。程なく、そしてちょうど番組がスタートした頃、鎌倉経済新聞に掲載された記事で佐助カフェのこと、そしてオーナーのストーリーを知り、いつかお話を伺いたいと心の引出しにそっとしまっておいた。


そのタイミングが訪れたのは、2年半ほど経ってから。ようやく島崎さんにお会いする準備が整ったということなのかな。


店内に、ギャラリーに足を踏み入れ、島崎さんとお話しすることで、外から眺めるだけでは感じ得ない 空間が内包するものに出会うことができた。
くつろぐ場としての心地よさ   さりげなくも行き届いたスタッフの方々の気配り、目配り  美味しくいただく一品一品にもあらわれるホスピタリティー   出会いや発見の場としてのありよう   本やアートが放つエネルギー。


「俺の」店ではなく、「みなさんの」店となるために白いキャンバスであろうとする その島崎さんの姿勢があってこその、「中和する」空間なのだろうな。


高校時代のご自分の「好き」、本とコーヒーから始まる豊かな時間、その感覚と「いつか」という思いを携えながら、世界を舞台に最前線で 変化しながら走り続け、ビジネスやソーシャルな取り組みに向き合ってこられた島崎さん。イギリス時代の繋がりなど、今も続くかけがえのない関係も人生に彩りと深みを。それは、島崎さんの語り口やお人柄からも窺えるようで。


この春 佐助カフェで開催された第0回「かま展」。ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツのサマー エキシビジョンが着想の原点というこの展示会は、主宰の島崎さんはもとより、出展者、来場者にとって 初めての体感につながる場となったのではないだろうか。多彩な作品、個々が際立ちながら隣りあい、放つエネルギー。
この秋、冬の「第1回」に向けて、そして、初めての開催となる夏の展示など、地元のアーティストをはじめ、子供から大人まで垣根なく参加できる自由な創造、表現、発信の場としての可能性は拡がるばかり。


コーヒーがあって、本があって、その空間に流れる時間があって、自分がいる。

原点と、そして 今。

高校生の島崎さんはどこまでイメージしていたのかな。

窓際の席に座り、店内のそして、向かいのギャラリーのアートをぼんやり眺めながら、ふと、そんなことを思った。

かま展

鎌倉・湘南地域のアート公募展いいね!賞作品はこちら受賞作品はこちら第0回かま展は、お陰さまをもちまして2022年2月14日(月)で会期が終了となります。素晴らしい作品をご出品頂いたアーティストの皆様には重ねて心から御礼申し上げます。展示会場での作品の撤収は2022年2月14日(月)午後5時から順次行いますが、作品は一旦ギャラリー内で保管をいたします。従いまして出品者の方々のそれぞれの作品の搬出は、明日以降のカフェの営業時間中にいつでも可能となります。皆様のご都合に合わせてゆっくりご来店頂ければと思います。できましたら搬出前にカフェまでお電話頂きご希望の時間などお教え頂ければ幸いです。何卒よろしくお願いします。 かま展実行委員会 連絡先電話番号: 0467-55-5226 (佐助カフェ内)アートを愛する、鎌倉・湘南のみなさん。あなたの作品をお待ちしています。この度、鎌倉・湘南地域にご在住・ご活動拠点をお持ちで、アート作品(平面/絵画、写真、版画、墨象(書)等)を自主制作されている方に作品を展示いただける場を設けさせていただく運び となりました。鎌倉の「佐助カフェ」にて展示を行い、多くの方に、幅広くアートに親しみ、アートを通じて交流を深めていただける場にできればと考えています。また、ご応募いただいた方の作品の販売もお手伝いをさせていただきます。アートを愛するたくさんの方々に、ぜひご参加いただけますと幸いです。みなさまからのご応募を、心よりお待ち申しています。※非定型の作品は主催者に事前にお問い合わせください。※応募作品の肖像権・著作権については主催者は責任を負いません。協議のうえテーマにあった入選作品を選出します。入選作品の中からの受賞作品の選定に当たっては、展示期間中の観客の意見(投票)を中心に選出します。「出品申込書」に必要情報を記入のうえ、郵送または会場(佐助カフェ)まで直接ご持参ください。「出品申込書」は下記からダウンロードいただけます。会場(佐助カフェ店内)でも入手可能です。出品申込書ダウンロード:かま展 出品申込書(PDF版)はこちらかま展 出品申込書(Word版)はこちらCopyright © kamaten.jp

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