9月のマンスリーゲスト 波多 周さん

インタビューを終えて:

真夏の太陽を直球で浴びながらも どこか涼やかな心持ちでいられるのは この閑静な住宅街の醸す雰囲気からか。西御門の「波多設計事務所」に足早に向かっていた。


ここからほど近い「カジュ アート スペース」のカジュ祭で、

「アンダンテ・ピアノ・ストゥディオ」主宰の奥様 波多圭以子さんやお嬢様にもお会いし、インタビユーをする機会はあったけれど、思えば波多周さんにお話をじっくり伺うのは初めて。そんな長い「間」があった分、心待ちにしていた時間だった。そして、波多さんのお話にすっかり感じ入り、居心地の良さも手伝って、気がつけばかなりの長居を。


番組でもお話しくださった、建築家としての家づくりへの思い、まちづくりや景観に対する考え方や姿勢、さまざまな活動の起点、そして建築家になるきっかけとなった周少年のストーリーからも、今、目の前のことに丁寧に向き合い、味わい、感度高く受け止め、本質に眼差しを向けて、ご自身のスタイルで楽しみながら取り組む、そんな一貫した姿勢がうかがえる。


本業の建築家とともにさまざまなお役目、
一般社団法人ひと・まち・鎌倉ネットワーク代表理事、NPO法人 游風 理事、一般社団法人青色申告会 理事、また鎌倉市立第二小学校、中学校のPTA 会長を務められた後に、第二小学校かっぱの会 会長、社会福祉法人ピヨピヨの会 理事、材木座らくご会世話人、かまくら落語会代表世話人、ほか!この他にも 代表を務めていらっしゃる活動もあり。


ご自身は子育て、仕事、街に関わること、多彩な活動に境はなく、それは楽しく生きるということで全て繋がっていると。そして、「世のため、人のため」ではなく、「自分のため」とサラリ。


ご自身に一番近い大切な存在、家族のハッピーのために動き、それが地域へと自然と向かうことになり、繋がり広がってきた。その過程でうまれた様々なお陰様が循環し、またご自身のところにも戻ってくる。そんな確かな手応えと経験をお持ちだからこその一言と響く。


お会いするたびに、個人的にも新たな視点をいただいている。こんな素敵な発見や学びはいつでも誰とでも…分かち合えるといいなあ。
そうだ、波多さん。やっぱり まちなみサロン!実現させなきゃ、ですね。
楽しみにしています!

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