2023年1月のマンスリー ゲスト 土橋 正臣さん
インタビューを終えて:
英国アンティーク博物館「BAM鎌倉」館長の土橋正臣さんに初めて お目にかかった時の印象は今も色濃く残っている。昨年9月のオープン間もない頃、「BAM鎌倉」4階のThe Victorian Roomでお客様と談笑されていた土橋館長は、そのままの華ある笑顔で、こちらも照らしてくださった。まっすぐ伸びる背筋に 長身が際立つ。「英国紳士な」物腰、場や人を包みこみ、力強く放たれるエネルギー。
この時の出会いが今回の新春番組へのご出演に繋がったことに 心より感謝。
番組では「夢」をテーマにお話を伺うことに。ご著書の「隈研吾 鎌倉に小さなアンティーク博物館をつくる訳」においても夢をかたちにするまでの思い、時に平坦ではなかった道のりやそのストーリーが綴られているが、放送を通して リスナーの皆さまにも土橋さんからだからこその語りやバイブスをお届けできたらと。目の前でお話を伺った私自身が、新しい年のスタートにありがたきメッセージを頂戴することとなった。
約30年前に英国を訪れた際に開いた扉、そこから始まった旅。
あつきパッションを土橋流でアクションに、メンターとの出会いをとことん大切にし、学びの一つ一つをご自身らしくしっかりと育て、夢をあきらめずに向き合い続ける姿勢には、ただただ敬服するばかり。
鎌倉と英国を繋ぎ、
ものを引き継ぎ、人を引き継ぐ。引き継ぎびと。
ご自身の番組「No Antique No Life」での ゲストさんとのトークからは ホスピタリティと共に、新しいことに対する感度の高さや豊かな知識、引き出しの多さも伝わってきて、土橋館長ご自身がまさにOLD&NEWを体現していらっしゃるように感じられる。ものと共にある作り手の思いや技術、時間を引き継ぐ、そんな引き継ぎびと たらしめるお人柄も。
さらに昨年末から「BAM鎌倉」にてスタートした「BAMアカデミー」。アンティークの奥深い世界や愉しみを共有し、そこから派生した人と人との繋がりを深め、広め、未来、次世代へと繋いでいく。そんな新たな取り組み、展開からも目が離せない。
新しい年に、是非 英国アンティーク博物館「BAM鎌倉」にて 100年以上の月日を継続して存在するものたちの力や土橋館長の波動を感じつつ、ゆったりと過ごしていただけたらと思います。
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