8月のマンスリー ゲスト 上岡 洋一郎さん
インタビューを終えて:
上岡さんと初めてお会いしたのは、6月半ばの土曜日。朝8時に鎌倉のメトロポリタンホテル前に集合してスタートする街のゴミ拾いに参加した時のこと。上岡さんともう一人、永尾さんのお二人で始められ、そして立ち上げられた「鎌倉ヘイセイズ」というグループの活動。とはいえ、堅苦しいルールはなく、参加できる人が集まり、なごやかに街を歩きながらゴミを集めていく。
今回、上岡さんをご紹介下さったカマゾウ室長の鈴木さんも常連メンバー。番組でもコメントされていた通り、昭和生まれのおじちゃん、おばちゃん?が平成生まれの若者たちのパワーに引っ張られつつの朝活、世代間の良いコミュニケーションの場にもなっている。それにしても、ゴミ拾いの最中も上岡さんの姿を見つけて声をかけられる方、爽やかに挨拶をかわし合う地元の方々の多いこと。鎌倉の顔としての上岡さんの存在感が伝わってくる。
街歩きやゴミ拾いの活動の原点にあるのは、子供の頃、鎌倉で経験した、大人たちとの時間なのだろうか。それが今、現代版、イマドキの活動のスタイルと発想、またネットワークを持って新しい形で展開されているのかな。美化活動という意識よりも、自然体で心地よく街を歩き、ゴミ拾いを通して、土曜の鎌倉の朝を皆さんと共有している感覚だ。
ライフセーバーとして、学生時代に鎌倉の海で築いた大人たちとのつながりや当時の教えを大切にしながら、海や地域と向き合っていらっしゃる様子も伺える。冷静な判断力と瞬発力、落ち着いた物腰の奥にあるあつきスピリットがふっと現れる。陶芸や盆栽もご趣味という上岡さんは静と動、そして鎌倉の風土がご自身の深いところにおありなのかな、と感じさせられる瞬間がある。
ココハウスのお仕事も地元での活動も
またひとり、鎌倉で ミッションをパッションを持ってアクションにかえていく方に
お会いすることができた。
感謝。
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