2月のマンスリー ゲスト 池田 大和 さん

インタビューを終えて:

お会いするたびに、ハッとさせられ、「すごい」「そっか!」と心の中でも声をあげてしまう。それは、高校3年生の大和さんの若い感性からくるものもあるけれど、それだけではなさそうだ。

初めてお会いしたのは、2020年の夏、当時大和さんは高校一年生。

コロナ禍でのオンライン授業、また大学のサークルなどでのリアルな交流や活動の機会を失った学生たちが、地元鎌倉の魅力を再発見、市民活動を進める学生団体が同時多発的に生まれていた頃。大和さんもそうした学生団体、しかも複数の団体で、地元に根を張りつつ、横断的に活躍のフィールドを広げていらした。いくつかの団体に所属するとして、2つか3つの団体か、とそんなぼんやりした感覚も「なんとなくのコモンセンス」といつからか思い込んでいることに気付かされる。大和さんは、当時立ち上がった学生団体の全てに関わり、またそのほかにも「鎌倉ライフガード」や「鎌倉市アマチュア無線非常通信協議会」といったフィールドでの活動にも果敢に取り組んでいらした。

複数の活動に並行して関わることによって初めて見える景色を見てみたかった、と大和さん。なるほど。そんな思いを軽やかにアクション、形にし、継続する様にインスパイアされる。そして発想力と機動力、そして卓越したコミュニケーション能力には、学ばせていただくこと多々。                           

ご幼少の頃、地域のお祭りに参加してきたことが多世代と対話を進めることの原点の一つとなっているよう。鎌倉でそうした地元の また季節ごとの行事、風土にも触れて育った高校生の目線、発信や突破力は頼もしく、志気の高さとそのパワーが周りの大人たちに伝播していると感じる。

今回の番組の収録後に開催された 大和さん主催、ご自身の「これまでの人生史上最大のイベント!」となる「鎌倉を盛り上げようの会」も大盛況、大成功のうちに開催された模様がSNSや出席者の感想から伝わってきた。早くも第2弾の開催も決定とのことで、スピード感を持って、点から線へ、これからの大いなる展開もまた楽しみ。

学生団体ニューコロンブスの副船長から船長へ。

飛躍する様も向かう先もきっと想像の域を遥かに超えて、

まだ見ぬ景色を目にし、ご自身のものにされていくのだろうな。

これからもそのお姿から学ばせてください。

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