11月のマンスリーゲスト たなか牧子さん

インタビューを終えて
たなか牧子さんは、ずっと リスペクトする憧れの女性@鎌倉。初めてお会いした時の記憶は今も鮮明だ。以前担当していた朝の情報番組でカジュ祭の現場からの生放送、牧子さんご案内のもと、出展されている方々にインタビューをさせていただいた。以来、主宰するカジュ・アート・スペースのカジュ祭や鎌倉路地フェスタのプロデューサーとしての牧子さんにお話を伺う機会を得た後、ようやく「染織家」たなか牧子さんにインタビューすることができたのが4年前。初めてお会いしたような新鮮な感覚。その記憶もまた鮮明だ。


お会いする度にたくさんの気づきをいただき、さらに気さくなお人柄にもまた学ぶ。今回も打ち合わせからめくるめく牧子さんワールド、物語に引き込まれていた。


植物からのメッセージを全身全霊で受けとめていらっしゃる牧子さんには、私たちが見えていないものまで見えていて、いろいろな形や手段でそれを伝えようとしてくださっているのかな、と感じる。植物のように大地に根を張りながら感度高くアンテナがすっと伸びているイメージ。


今回は「イロハカエデ」を中心に据えながら 牧子さんが導かれて、決断して、続けて、そしてまた導かれている様子をリスナーの皆さまにも感じ取っていただけたらとお話を伺ったが、いやはや まだまだ物語は尽きない。

今回牧子さんにセレクトいただいたビリー ホリデーの「奇妙な果実」。番組時間の関係で残念ながら放送しきれなかったこの楽曲についての興味深いエピソード、是非「鎌倉染色彩時記」(p127)にて、ご一読いただけたらと思います。

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