2024年1月のマンスリー ゲスト 池田 卓規さん

インタビューを終えて:

毎週土曜日朝のルーティン、鎌倉のまち歩きをしつつのゴミ拾い。

いけちゃんこと、池田卓規さんとの出会いは、お互いトングとゴミ袋を持ちながら。

長身で爽やかな笑顔が印象的、当時は東京から週末鎌倉にいらしていた いけちゃん。自然と向き合う生き方や寄り添う暮らしにも興味を持っていらっしゃる様子に私がふいに話し始めた星野道夫さんの話を真っ直ぐにきいてくださった記憶が鮮明だ。毎週ではないけれど、季節ごと、いくつかの点でお会いする土曜日朝の表情にも変化、そして鎌倉のディープなところにも入り込んでいらっしゃる様子が伺えた。鎌倉の自然、そしてキーマン、キーパーソンたちとの出会いもそんな変化をもたらしたのではないかな。


池田さんのワークショップの企画、実践されていること、インスタグラム等での表現には、ハッとさせられる独創性が光る。東京での生活から鎌倉に移り、ご自身の五感が開いていくなかで、より いけちゃんらしい発想や表現が それこそ、自然に現れてきたのではないかな。そして、興味を持ったことに対する探究心も取り組み全体を支えている力となっているよう。


パーソナルトレーナーとして子供から大人まで幅広い年齢層やさまざまなコンディションの方々に伴走しながら、おひとり おひとりの本来の動きのあり方へと導いていく。そしてそこがゴールではなく、そんな動きを獲得した後に、その人らしく、本当に向かいたい「その先」まで意識を持って進んでもらうこと。そんな方々が少しでも増えていくことによって、もっと大きな単位での変革が起こる。「ぼくらはしぜんたい」が目指すのは、そんな社会の実現だと理解している。


おばあさまのお言葉の奥にあること、ご自分に起きた不思議な体験をご自身の感性で解釈し、落とし込む。そうした細やかでしなやかな感覚もこれまで重ねてきた自然の中での時間によるところもあるだろうか。


2024年のいけちゃんは鎌倉を飛び出して、旅するトレーナーとして活躍のフィールドを全国の自然に広げているかもしれない。

そして、「ぼくらはしぜんたい」の隊長として、各地でできた仲間と共に思いっきり、

自然のなかで学び、遊び尽くす。

いけちゃんを真ん中にたくさんの笑顔、活き活きと躍動する様がみえるようです。

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