3月のマンスリー ゲスト 木村 吉貴さん

インタビューを終えて:

ようやく、スタジオでお話を伺う機会が巡ってきたと感激しきり。これまでもそんなゲストさんを目の前にすることがあったけれど、木村さんもまさしくそのおひとり。以前から「木村文章店」さんの取り組みや店主のご活躍の様子は存じ上げていたし、どうやらご近所さん、と物理的にも近くにいらしたけれど。今、このタイミングでの巡り合わせに灌漑もひとしお。


コピーというものを限られたフィールドや一部の人たちだけのものではなく、より多くの方に、もっと身近なものにとまずは「お店」という形で活動を広げ、続けてこられた木村さん。コピーライターとして重ねてきたキャリア、そのマインドとスキルを鎌倉の、地域のために活かす。それも斬新な発想で。さらにアイディアを形にする実現力には感服。それも自然体で。まず目の前の人の話を「きく」姿勢には、学ぶことも多く、その誠実で和やかなお人柄に気がつくと心をゆるし、開いている。


少年時代、大好きだった漫画を通して日々文章に触れてきたという木村さん。そんな「好き」から育まれた木村さんのイマジネーションのチカラも 独創的な表現や手法から伝わってくる。想像から創造する力。多彩な活動のありようにも「文章」を軸にこんなにも世界が広がるものなのか、とハッとさせられる。


あなたにとって「文章」とは?そんなタイトルの木村文章店10周年記念誌がある。鎌倉でもご活躍の著名な方々が、ご自身にとっての文章について寄稿されている。木村さんにご出演いただく機会を得て、私自身 自分にとって文章とはなんだろうという問いを携えながら日々を過ごし、様々なキーワードと出会った。旅、チケット、内省、マインドフルネス、音楽、贈り物。そして今回、番組内で木村さんにこの問いを投げかけることができた。その思いと熱量が放送を通して伝播するといいな。


言葉、文章のもつ大いなる力。個人がメディアとなってマスに対しても発信できるこの時代だからこそ、その功罪のインパクトもまた大きい。人を傷つける武器にもなれば、心癒す優しさともなる。

日々文章と向きあう木村さんの「人生を世界をも変える力がある」といという言葉は深いところに響いてくる。だからこそ、「世界平和にもつながる」というメッセージも。


「あなたにとって言葉とは、文章とは何ですか?」もしよかったら、ご自身に問うて、

思いを巡らせてみてください。そして、是非、「木村文章店」や「木村文章学校」を

通して、木村吉貴さんのメッセージに触れてみてください。

春というこの季節にも相応しい 新たな出会いと発見があることと思います。

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